- 若宮筋脊椎調整院
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整体の世界の話６
当時はありがたいことにい一流の中の一流の先生に直接指導してもらえる時代でした。
本当にありがたい！
ですから超一流の技術を目の前で見ることが出来ました。
そりゃもう天才的な技術です。
すばらしすぎる。
しかし、ここで大きな疑問が湧きました。
お弟子さんでこの天才的レベルまでマスターしている先生はいるのか？
・・・いない。
では先生の身内の先生はどうか？
・・・いない
ということは・・・ここで学んでも自分はこうはなれない可能性が高い!?
まぁ早めに気が付いて良かったです。
そこで考えました。どうしよう？
・・・ひらめきました。
天才が5分で行うことを30分かけてやればよい。
これはできる。
出来ているお弟子さんもいる！
絶望せずこの天才的発想ができた自分をほめてあげたい。
それとこの一件で重要なことを学びました。
セミナーや学校を選ぶときはそこに来ているお弟子さんや受講生のレベルを見ればよい。
この学びはその後の勉強、セミナー選びに非常に役立ちました。
整体の世界の話５
そんなわけで東京に勉強に通うことにしました。
何を学びに行ったかというとみんな大好き「カイロプラクティック」です。
カイロプラクティックに否定的な先生もたくさんいます・・・分かります。
カイロプラクティックの施術を受けたけど全然良くならなかった・・・あると思います。
カイロプラクティックで難病治りましたという人もいます・・・まれにあると思います。まれです。
カイロプラクティックが一番ちゃんとした技術です・・・一番かはわからないですがちゃんとしてます。
まぁどんなものでの良いとこと悪いとこがあるもんです。
まずカイロプラクティックの良いところはすでに完ぺきではないがある程度「体系化された技術」であることです。
体系化されているというのはどういうことかと説明しますと
技術、処方、検査、解剖学的裏付けがセットになって学べるということです。
ダメなことろは、理論が強引な部分がある（理想論的な部分がある）個人的意見です。
すべてのカイロプラクティックの技術が良いわけではない。個人的意見です。
学ぶ人の大部分が処方や検査ではなく「技術だけ」を学びたがる。個人的意見です。
これはカイロの悪いところというか学ぶ人の悪いところですね。個人的意見です。
カイロプラクティッックのテクニックのなかでも
治ったと言っていいくらい良くなるテクニックは「ガンステッドテクニック」と「上部頸椎テクニック」だけです。個人的意見です。
それに比べたら他のカイロプラクティッックのテクニックはゴミ。
ゴミは言い過ぎだけど補助的に使う程度。
つまりあんまりいらない。個人的意見です。
しかしこのゴミみたいなテクニック達ものちにすごく使えるテクニックに化けることになります。
話を戻します。
カイロプラクティッックのの一番良いところは誰が学んでも
体系的に学べば誰でもある程度身体を良くするところまでマスターできるところです。
マスターできない人はテクニックだけを勉強しているかテクニックしか教えない学校でまなんでいるかどちかですな。たぶん。
整体の世界の話４
駆け出しのころに院の維持費に経費をかけすぎるとまずいことになると確信しました。
自宅院でやっていけば勉強を重ねながら経営できると考えました。
そこで自宅院で成功している先生に頭を下げて院を見学させてもらったりしてました。
昔はネットもなかったので情報は自分の足を使って集めるしかなかったのです。
ありがたいことに見学をOKしてくださる先生方にめぐまれ色々学ばせてもらいました。
そこで気がついたことがあります。
まず自宅院でも大丈夫。
そして技術には大きく分けて二つある。
1．良くなるけど治りきらない施術
2．治ったといっていいほど良くなる施術
どちらの技術でも経営できます。
しかし、２の技術や知識が欲しい。
これまた「運のよい」ことにどこで学んでいるかなんかも教えてもらうことができました。
ちなみに1．の技術でやっているところは
少しの改善を大きな改善のように話す（宣伝する）技術。
施術の演出のうまさ。
患者さんを脅して予約をとる技術（うちの施術受けないと歩けなくなるよ。寝たきりになるよ等）
がすごい。
正直自分にはまねできない（したくない）
そんなわけで2．の技術をもとめ東京、大阪、京都、名古屋等に勉強にいくことにしたわけです。
もう一つ運のよかったことは自宅院で成功しているいいなと思った先生すべてが
開業してからも継続して勉強していたことです。
これにより開業しても勉強し続けるのが当たり前なんだなって思考が手に入りました。
整体の世界の話３
「先生の技術はどこで勉強されたんですか？」
施術で大部分の痛みを取り除きしかもそれが再発しないようなみごとな施術がきまると聞かれます。
「整体学校でまじめに勉強して練習すれば身に付きます！」
といいたいところですが実際はお金払って整体学校いってもほとんど何も身につかないです。
まともな技術や知識を教えているスクールやセミナーはほぼないです。
整体業界の闇です。
そんなことないですよって言うプロ整体師がいたら多分その先生は勉強不足。
たいしてセミナーや勉強会にスクールにいってない（個人的意見です）
もしくは最初から優良なスクールセミナーに当たったか超ラッキーマンか。
うちは開業してから15，6年の間は毎月2~３回のセミナー、スクールに行ってます。
スクールも全日のスクールではないですが3校卒業。
とどうしても学びたいテクニックがあったので東京の学校の1学部だけ修了。
そんな感じのなかなかむちゃな勉強の仕方をしているので言えます。
「まともな整体の技術教えているところはあまりない！」
ちなみにうちが技術を身につけれたのは理由は
「運が良かった」
これだけです。
次回につづく。たぶん。
整体の世界の話２
コロナで大変な時に同業者同士で経営の話を良くしました。
院の経費何を削って何を足すか？宣伝や口コミはどうするか？施術料金は上げるべきかどうか？
世間的には整体業は腕一本で稼げる経費もかからない良い仕事と思われているようですがそんなことは全くないです。
1人親方の接骨院なんかだと院の月固定費は40万程度。
昔手伝った愛知県（田舎）の従業員二人の整体院の月経費70万程度でした。（20年くらい前です）
どうでしょう？皆様が思っているより月の経費が高いと思います。
ちなみに整体院ののほうの経費はセミナー費用やそれにかかる宿泊交通費が二人分なので高めに感じます。
きちんと月経費、勉強も継続してきっちり経営していくとなると結構な費用がかかるものなのです。
コロナでの厳しい時代を生き残るにはどの経費を削減するか？
施術費を上げて売り上げを増やすか？
施術費下げて顧客数を増やすか？
ここ20数年の桑名市での傾向だと施術料金下げた院はほとんどつぶれています。
施術費上げたことろが生き残ってます。
うちの施術料金は20年ほど上げもせず下げもせずでやってます。
料金をあげずにがんばって経営していたらリーズナブルに良い技術を提供する院に育ちました（ここは自慢できるところ！）
それも院が持ち物件だからできることで物価やテナント料が上がり続ける限り業界の施術費は上がり続けることでしょう。
施術料金をあげるどうかの問題はやっかいです。
人が一か月に使う健康への費用はだいたい決まっているのでそれを超える料金では良くなるまで通えないです。
今の整体料金は金額があがりすぎて人が月に使う健康への投資金額を超えているので業界全体がダメになっていくことでしょう。
かといって高くなった施術料金を下げる決断をするのであればそれは倒産に近づくことを意味するのでジレンマにおちいることでしょう。
うちも借り物件での経営だったらどうなっていたことやら・・・
