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ガンステッドテクニックって何？
Dr.クラレンス S. ガンステッドDCによって確立された技術。
ガンステッドDCの膨大な臨床結果と科学的分析により生まれた
脊椎を矯正する方法として最も科学的で効率のよいテクニックです。
ガンステッドテクニックはその効果の高さと習得の難しさから
「カイロプラクティックの最高峰のテクニック」と呼ばれています。
ガンステッドテクニックと症状
ガンステッドテクニックは上部頚椎カイロプラクティックと違い「症状を追う治療」ということもできます。
もちろん身体を治すのは人間自身が持っている治癒力（イネイトインテリジェンス）であるという考え方に違いはありません。
ガンステッドテクニックでは人間を構造物と考え、
土台（骨盤）から調整してから順に腰椎、胸椎頸椎と上へ上へとみていきます。
土台がしっかりしていれば上もしっかりするといった考え方です。
上部頸椎テクニックでは、人間を木とみなし、健全に機能していれば根っこが生え土台もしっかりし
枝や葉も健康的に茂るでしょうといった考えです。
カイロプラクティックと名のつく技術でもすべて同じと言うわけではありません。
同じ球技でも野球とサッカーが違うのと同じくらい違います。
内科と外科をくらべるようなものです。くらべようがないのです。
混乱されるかもしれませんがそういうものなのです。
Dr.ガンステッドは膨大の臨床から各椎骨のズレと病気の関連性に気が付きました。
必ずしも「ここの骨ずれるとこういう病気になりますよ」といったことはないのですが
なる可能性が極めて高いという相関を発見したのです。
特に解剖上の副交感神経は頚椎と骨盤とされていますが、
臨床上は７つある頚椎の上から５番までと骨盤が副交感神経支配であることを発見しました。
Dｒ.ガンステッド
Dr.クラレンス・セルマー・ガンステッド
ガンステッドは機械工として働いていたときに重度のリウマチ性関節炎を患った。
彼はこの病を治すために従来の医療をためすが効果がなかった。
最終的にウィスコンシン州のカイロプラクターDr.オルセンによる矯正で
ガンステッドの進行性のリウマチはおどろくべき回復を見せた。
そのことがきっかけでガンステッドは１９２１年にパーマー大学に入学を決意する。
(注：パーマー大学はカイロプラクティックを学ぶ専門の大学）
ガンステッドは治療の中でレントゲン上でもっともずれている骨より
その１つしたの骨を矯正したほうがより良い結果がでることに気が付いた。
Dr.ガンステッド の献身的で効果の高い治療は評判を呼び
１０年もするとガンステッドの患者は増え一日１４時間働かないと診られないほどになった。
そして１９６４年にはマウントホレブの広大な土地に宿泊施設付きのカイロプラクティック史上最大のクリニックをオープンする偉業を成し遂げることとなる。
