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- 運動?安静?関節軟骨の回復方法!
運動?安静?関節軟骨の回復方法!
2015年09月15日(火) 更新
ウサギをつかった軟骨損傷の実験があります。
股関節の軟骨に損傷のあるウサギを3グループに分けます。
- 損傷を受けたまま自由に走り回らせるグループ
- 損傷した関節をギプスで固定し動くことをできなくたグループ
- ハンモックに入れて足がたれるようにし装置をつけて絶え間なく足をうごかせるようにしたグループ
数ヵ月後にこのウサギの股関節の軟骨はどうなったでしょうか?
どのウサギの股関節の軟骨が一番よい状態だったと思いますか?
答えは3のグループのウサギなのです!
1のグループのウサギは軟骨の変性はあったのですが軽度のものでした。
2のグループのウサギは関節炎によって軟骨の破壊が進んでいました。
3のグループのウサギは驚くほどの回復で軟骨はみごとに再生していました。
このことから言えることは「軟骨の回復や軟骨の健康維持には動かすこと」が必要である。
そして「関節にかかる体重などの負荷はある点を越えると軟骨には害になる」ということなのです。
軟骨の回復には低負荷、高運動量のものが有効なのです。