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広背筋とか僧帽筋とか
2021年08月16日(月) 更新
広背筋とか僧帽筋は背中にある大きい筋肉である。
と習いました。
だいたいどこでもそんな感じで学ぶのではないでしょうか。
確かに解剖の本の絵を見ても大きくかいてあります。
でも実はこれらの筋肉は薄っぺらいのです。
1ミリとか2ミリの筋なんです。一番熱い副神経の通るあたりで1CMくらいかな。
面積は確かに広い。
しかし質量はたいしたことないのです。
本ではなく検体の解剖を実際体験したりビデオ資料なんかで学んだ人は知っていると思います。
なので、広背筋や僧帽筋が背中の中で最大の筋だからという理由でつくられたテクニックは怪しい。
効果がないというわけではないです。
ただ元の理屈がまちがっているのは確かです。
与えられた間違った知識に縛られる限り上肢の調整で腰痛や頸部痛や背部痛を消すテクニックを理解することは難しいです。